神殿の谷・エルコレ(ヘラクレス)神殿 コンコルディア神殿 コンコルディア神殿2 かつてはこんな鮮やかな色だったんですね〜 神殿の谷周辺はアーモンドがいっぱい ジュノーネ・ラチニア(ヘラ)神殿 |
朝08:00発のアグリジェント行きのバスに乗る為に、本日もホテルの朝食(08時から)は抜き。代わりにパレルモ駅のバールで、巨大コルネットを購入。 |
ジュノーネ・ラチニア神殿・修復中 遺跡とアグリジェントの街 ジョーヴェ・オリンピコ(ジュピター)神殿 ディオスクロイ神殿 ディオスクロイ神殿の周辺 パレルモ中央駅 |
別のゲートをくぐって、ジョーヴェ・オリンピコ神殿方面へ。 ここは巨大神殿の瓦礫しか残ってませんでした。(アテネのゼウス神殿より更に大きかったらしいです。大神の神殿はどこの国もバカでかく作るのかしら…) 更に瓦礫を超えて、ディオスクロイ(カストール・ポルックス)神殿へ。 たった4本の柱しか残ってないのに、どうしてこんなに絵になるのか、と思うくらい美しい神殿。 思わず神殿の周りをぐるぐるぐると回って、いろんな角度から写真を撮りまくって来ました。 ディオスクロイ神殿の側には、珍しい円形の祭壇跡など幾つもの遺構が残っています。多分ディオスクロイ神殿の一部と思われる柱もごろごろしてました(苦笑) 神殿前の土産屋でガイドブックを購入して、バスに乗って駅前へ。神殿前のバールの横にあるトイレには、トイレおじさんがいてチップを取られました(^^; 一緒にパス待ちをしていた女性と駅に着いてから少し話をしたのですが、彼女はハワイから来たとの事で、日本の長野へも行った事があるそうで(オリンピックか)、善光寺がお気に入りとか。タオルミーナからアグリジェント見物に来たそうで、タオルミーナはとても良い所だと聞かされたので、行くのが更に楽しみに。 ところで彼女曰く「日本人ツアー客は嫌い。でも1人旅の女の子は好きよ」。自分も実家が観光地なので、その気持ちはと〜〜っても良く判りますとも。旅の恥は決してかき捨てではないのに、どうして集団になるとみんな傍若無人になるんでしょうねぇ…(-_-# パレルモ行きのちょうど良いバスの時間がないので、電車の切符を購入。出発まで時間があったので、駅の左手にある急勾配の坂(というか崖)を登って行くと、上が見晴台になっていて、そこから神殿の谷が遠くに綺麗に見えました。写真を撮っていると、見晴台にいた男の人が声を掛けて来る。彼がサングラスを取ると、なんと朝のサッカー青年。 それでもって再び大聖堂に行こうとお誘いを受けるが、流石に歩き回って疲れていたので、今度もごめんなさいなのでした(苦笑) アグリジェントの駅のホームは切符売り場から、5階ほど下った所にありました。 走る列車の中で景色を眺めながら半分うとうとしていると、通路向かいのボックス席に陣取った高校生ぐらいの男の子3人組が、切符の改札代わりの刻印を押してなかったらしく、車掌さんとすったもんだの模様。彼らは日時の刻印するなんて知らなかった、とでもしらを切ったのか。車掌さんは隣の私の切符をチェックに入る(実はこの時点で起こされた)。もちろん私は刻印済。 で車掌さん「ほらジャポネーゼだって、ちゃんと切符の刻印しているぞ」と。男の子達は切符の裏を読み上げさせられたり(日付を刻印する旨が書いてある)、散々怒られてました。 駅の改札がない代わりに、車内の検札はかなりチェック厳しいです。欧州はどの国もそうですが。 パレルモに着いたのは夕方6時前。日曜なのでレストランは大抵お休み。なので旧市街にある有名なモツバーガー屋Antica Focacceria SanFrancescoへ、駅から直行。 ガイドブックには終日通しで営業みたいに書かれていたけど、お店は準備中。でも店の前に結構な人がいるので、多分6時になれば開店するだろうとふんで、その場で待つ事に。10分程で思った通りお店は営業開始。一気に人が店内になだれ込んで行く。 初めてのお店で勝手が判らないので、他の人を観察しつつ、メニューとディスプレイの料理をにらめっこ。みんなモツバーガーを注文してたけど、サイズがビッグマックの比ではなく大きい。流石にあの大きさは無理かも、とカウンターでサラダを注文し、更にレジでピッコロ(小)サイズのバーガーを頼む。そのレシートを持って、モツバーガーを作る係の人の所へ。 けれどもピッコロサイズのモツバーガーは、親指と人差し指で輪を作った程度の大きさの、本当に一口サイズでした。(←極端過ぎ…) 物足りないので、普通サイズのモツバーガーを改めて注文し、お持ち帰り仕様にとお願いするが、バーガー係の人は英語が通じない。それでも何とか意思疎通。係の人は「そういう時はウシッターヴォ(ウシッターゥオ? 何度か真似て繰り返したけど正確な発音ができない)と言うんだよ」と教えてくれました。 けれどタオルミーナではお持ち帰りは「ポルターレ・ヴィア」だったし、伊語会話集もそうだったので、これはパレルモ弁?(ウシータが出口の意味なのはわかるんですが) ホテルでお持ち帰り分を食べましたが、おいしかったです。 ちなみにモツバーガー(パレルモ弁でパーネ・コン・ミルツァですが、この店では皆フォカッチャと呼んでました)2ユーロ、ピッコロサイズ1ユーロでした。 早めに帰ったので、お洗濯しまくり。 シチリアはまだ春先は少し寒いのか、シャワールームに干した洗濯物が1日で乾かないのが困りもの。モディカ、タオルミーナも同様でした。 パレルモのホテルには窓の外に洗濯ロープがあり、前日洗濯した時はひどい雨に降られた直後だったので躊躇してたのですが、今夜は大丈夫だろうと外に干すことに。早く乾け〜。 |
・アグリジェント行きのバスを運行するCuffaro社のサイト。料金は片道7.2ユーロ。チケットはターミナルのオフィスではなく、ドライバーから直接購入。 |